
本記事では上記のような疑問を解消していきます。
Webライターに資格自体は必須ではないですが、あると採用されやすいケースもあります。
実際、私はFP資格があったおかげで、実績が少ない時期に報酬の高い案件をすることができました。
本記事では、これからWebライターを始めたい人向けにおすすめの資格を紹介していきます。
本記事でわかること
・Webライターにおすすめの資格
・資格がない場合に読んでおきたい本
・資格がなくても案件を取りやすいサイト
本記事でWebライター向けでコスパのよい資格をチェックしてみてください。
※Webライターの始め方については下記の記事も合わせてご覧ください。
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Webライターの始め方を完全未経験向けに全解説!【簡単5ステップ】
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そもそもWebライターにとって資格は必要?
本章では、そもそもWebライターにとって資格は必要なのかについて説明していきます。
【結論】Webライターにとって資格自体は不要
Webライターを始めるのに資格は不要ですし、募集内容に資格を求めるような案件は少数です(専門職に関する記事などではあります)。
基本的にWebライターの仕事を始めるにあたって、資格や経歴は必須ではなく、以下のスキルがあれば仕事ができます。
Webライターに最低限必要なスキル
・基本的な日本語力
・ネットでのリサーチ作業
・基礎的なSEOの知識
必要なものも、パソコン(高スペックでなくても大丈夫です)とインターネット環境(モバイルルーターとかでもOK)さえあればとりあえずは十分です。
オリジナリティのある文章力は必要なく、最低限の日本語力があって論理的な書き方ができれば問題ありません。
仮に専門的な知識がなくても、これから学べばいいですし、ネットで必要な情報を適切にリサーチし、SEOライティングやキーワード選定することに慣れていれば仕事はできます。
そのほかにもタイトルや見出しの作成、画像選定などいろんな仕事内容もありますが、仕事をしていく中で身に付いていきます。
ですので、資格がないからといってWebライターの仕事をするのは難しいと思わず、積極的に未経験向けの案件を取りにいくことをおすすめします。
※Webライターに必要なものやスキルについては下記の記事をご覧ください。
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Webライターに必要なスキルとは?案件を取る前にチェックしておこう!
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Webライターに必要なもの・あったほうがいいもの8選を紹介!
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資格があれば高単価の案件は取りやすくなる
Webライターに資格は不要ですが、資格があったほうが応募しやすかったり、高単価の案件をとりやすいです。
専門性がないジャンル(芸能関係など)は未経験でも採用されやすいですが、単価が安い傾向にあります。
しかし、専門性の高いジャンルは単価が高く、より稼げます。何より専門知識やスキルの署名となるので信頼を得られることが大きいでしょう。
例えば、法律や金融、医療などは専門性が高いので、資格取得者や実務経験などが重視されます。
逆に言うと、ライター経験が少なくても資格があれば、採用されやすくなります。
ですので、資格はあるけどライター経験がないという人も、お持ちの資格を活かせそうな案件を探せば、採用されやすいですし、専門性が高ければ一気に単価の高い案件を受託できる可能性が上がるはずです。
次章にて早速おすすめの資格を見ていきましょう。
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【体験談】Webライターが稼げるジャンルとは?専門性を磨こう!
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初心者Webライターの文字単価の相場は?単価を効率的に上げよう!
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Webライターにおすすめの資格
本章にてWebライターにおすすめの資格を紹介していきます。
取得して効率よくライターとしての収入を上げましょう。
WEBライティング技能検定
「WEBライティング技能検定」は、「一般社団法人日本クラウドソーシング検定協会」が運営しています。
クラウドソーシング各社の代表が協会理事となっていることもあり、資格を取得者すれば、クラウドソーシング利用者に特典が付くようになってます。
一例としては以下の通り。
・ランサーズ
クライアント向けメールマガジンにて、オススメの人材として『WEBライティング実務士』資格取得者を紹介。・サグーワークス
サグーライティングプラチナの記事報酬が永久5%アップ。
レベルアップする度にもらえるボーナス報酬が2倍(総計22万円相当)。
参考:合格者特典
上記の通り、仕事のチャンスが広がったり、報酬がアップしたりと仕事に直結したメリットばかりです。
クラウドソーシングサイトでWebライターとしてのキャリアを積んでいくなら取得を検討してみてはいかがでしょうか。
WEBライティング能力検定
「WEBライティング能力検定」は、一般社団法人「日本webライティング協会」という団体が主催している資格です。
その名の通りWEBライティングを中心とした試験となっています。
ライター案件では、正しい文法や読みやすい日本語を求められます。
実際、文章のレギュレーション厳しい案件も少なくないです(ですます調や文章の構成など)ので、試験の勉強をしっかりすれば、実務でも困ることは少なくなるでしょう。
本試験を通して、ライター案件にてクライアントから喜ばれる日本語力を身につけることができるでしょう。
その他専門資格
ここまではWebライティング関連の資格を紹介していきましたが、それ以外にも専門資格もおすすめです。
おすすめの専門資格は以下の通り。
・宅建士
・FP技能検定
・観光プランナー
・キャリアカウンセラー
・食生活アドバイザー
FPなら金融系、観光プランナーなら旅行系、キャリアカウンセラーなら転職などのビジネス系といったように専門知識を活かして、専門性の高いWebライター案件を受注できます。
何も取得した資格がないなら、保険や金融、不動産等お金に関して広い知識が身に付くFP技能検定がおすすめです。
お金に関する案件は専門性が高い分野ですので、何かしら経歴が必要ですが、FP技能検定を取得しておくことで採用されやすくなります。
実際、私も実績が少ない頃、FP資格があったことで1件数万の案件を取ることができました。
FP3級なら1ヵ月程度で取得できるので、何か資格を取りたいという方はFP資格を検討してみましょう。
⇒関連記事:エムツーFPブログ「FP資格者はWebライターが在宅ワークに最適!始め方を徹底解説!」
【番外編】プラチナライターテスト サグーワークス
こちらは資格とはまた異なりますが、サグーワークスというライター向けのクラウドソーシングサイトが主催しているライター向けテストです。
このテストに合格すると、ライターとして高いスキルを身につけたことの証明となり、こちらのサイトにて高単価の案件を受託することができるようになります。
高単価の案件を早く安定して受託できるようになりたい人にはおすすめの資格となってます。
資格を活かしてWebライター案件を探す方法
本章では、資格を活かしてWebライター案件を探す方法について紹介していきます。
クラウドソーシングサイト
クラウドソーシングサイトのWebライター案件は専門性のないもの多いですが、中には金融や保険など専門性が求められる案件もあり、そうした案件は高単価であることが多いです。
しかし、クラウドソーシングなら未経験OKの案件が多くて始めやすいので、資格があるけど実務経験がないという人にもおすすめです。
プロフィール上に保有資格や得意分野をしっかり記載しておくとクライアントの目に留まりやすくなります。
以下の2つは代表的なクラウドソーシングサイトであり、未経験でも採用されやすい案件がたくさんあります。
・クラウドワークス
・ランサーズ
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Webライター向けクラウドソーシングサイトおすすめ8選!
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Twitter等のSNS
Twitter等のSNSでもWebライター募集をしているメディアのアカウントは多いです。
この場合、クラウドソーシングサイトと違って手数料は取られませんので、より稼ぎやすいです。
普段からTwitterなどで資格に関連した専門的知識や経験などを情報発信をしていれば、クライアントとしてもワーカーのスキルや人となりを判断しやすく、採用にもつながりやすくなるでしょう。
ただし、クライアントと直接契約する形となりますから、何かトラブルがあった時に自力で対応する必要があります。
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Webライターが直接契約する方法を注意点と合わせて解説!
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Webライターとして読んでおいたほうがいい本
Webライターは資格がなくても仕事はできますが、基本的なライティングやSEOに関する素養、営業法は必要です。
それらは仕事をしながら覚えることもできますが、できれば仕事を始める前に軽く読んでおくことをおすすめします。
活躍しているwebライターがよくおすすめする本としては以下の通りです。
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Webライターにおすすめの本5選を紹介!仕事を取る前に読んでおこう!
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沈黙のWebライティング
SEOライティングについて漫画を読みながら学べる画期的な本です。
より多くの人に読まれるにはどんなところに注意しなければならないのかについて初心者でもわかりやすく学べます。
新しい文章力の教室
読みやすい日本語の書き方を学べる本です。
ついついしてしまいがちな日本語の誤りについて自覚できるので、ライターの仕事をする前に一読されることをおすすめします。
頑張ってるのに稼げない現役Webライターが毎月20万円以上稼げるようになるための強化書
webライターとして稼げるようになるための活動の仕方や立ち回りについて説明している本です。
稼げるWebライターを目指すなら一読の価値があります。
資格以外でWebライターがアピールできる方法
本章では、資格以外でWebライターがアピールできる方法を紹介していきます。
テストライティングの合格率を上げる
未経験と言えどテストライティングを受けるまではいきやすいので、そこでいい結果を残せれば案件受注の可能性は上がります。
テストライティング合格のポイントは以下の通り。
テストライティング合格のポイント
・社会人のとしてビジネスマナー
・納期を余裕を持って守る
・レギュレーションはしっかり守る
・一定のライティングスキルがある
・SEOやキーワードを意識した記事が書ける
・経歴や資格はしっかりアピールする
全てをクリアするのは難しいので、できそうなことからしっかり丁寧に行っていくことが大事です。
特に納期やレギュレーション(クライアントが指定する書き方や注意点)は合否をわけやすいです。
まずは納期ギリギリではなく余裕を持って課題を提出する、修正が入らないようレギュレーションは完璧にする、といったことを意識してみてください。
なお、テストライティングを過度に安い報酬(あるいはタダ)でやらせる場合は、最初から安く記事を書かせる目的で募集かけている可能性もあります。
悪質なクライアントも少なくないので、報酬に見合わないタスクを課すような場合は注意しましょう。
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ポートフォリオを作る
Webライターとして記事作成した実績を見せることができれば、資格がなくても採用されやすいです。
公開実績がなくても、何らかのテーマで記事を作成し、クライアントへ見せることができるようにしておくと応募時にやり取りがスムーズとなります。
Webライターの案件は様々なので、いろんなジャンルの記事を作成しておけば、よりアピールしやすくなるでしょう。
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ブログを開設する
ブログを開設しておくことで、ブログ運営スキルの証明となり、資格や実績がなくてもクライアントへアピールしやすいです。
ここでも自分が応募するつもりのジャンルに近い記事を書いておけば、そのジャンルに関して基礎知識があるということになり、クライアントとしても頼みやすくなります。
実際に書いた記事で検索上位が取れれば、キーワード選定やジャンル選定、SEOライティングのスキルがあることのアピールにもなり、そのこと自体が実績にもなるので、採用率はアップするはずです。
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SEOの知識を身につける
Webライターの案件は基本的にSEOライティングのスキルが多かれ少なかれ求められると考えていたほうがよいです。
また、SEOの知識があれば構成から任させてもらえて、単価もより高くなります。
ですので、前述のようなSEOライティングを学べる本を読んでおき、基本的なSEOの知識は持っておくようにしましょう。
できれば、自分でブログを開設して記事を作成し、何らかのキーワードで検索上位を取っておけば、そのことをアピールできます。
そういう意味でも、ブログは開設しておいたほうが自分のスキルを何かとアピールしやすいです。
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Wordpresスキルの習得
ブログは無料ブログ(はてなブログやライブドアブログなど)でも始めることはできますが、Webライターとして仕事の幅を広げるならWordpressでブログ開設することをおすすめします。
Webライター案件でもWordpressに直接入稿する案件はあり、Wordpress経験者が優先して採用されやすいです。
他のライターとの差別化になりやすく、単価も高めになりやすいので、ぜひ身につけておきたいスキルと言えます。
WordPressブログは月額数百円程度のコストで開設できるので、Webライターとしてキャリアを作っていくつもりならぜひ開設しましょう。
WordPressブログを開設しないにしても、最低限のWordpressスキルは習得しておくことをおすすめします。
※Wordpressの開設手順については下記の記事で詳しく書いているのでぜひ合わせてご覧ください。
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まとめ
Webライター自体は資格がなくてもスタートできますが、資格があるとスタートダッシュをつけやすいです。
もし、資格がなく、経歴もあまりないなら金融系に強く、比較的簡単に取得できるFP資格がおすすめです。
資格はないけどWebライターの勉強はしたいという方はWebライティングの本を数冊読んでおきましょう。