「Webライターを始めたが稼げるジャンルを知りたい」
「これからWebライターを始めるにあたってどのジャンルを勉強すればいいかわからない」
Webライターとしてどのジャンルを専門としていけばいいのかわからないという人は多いのではないでしょうか。
また、いろんなジャンルの案件で記事執筆しているがなかなか収入が増えないとお悩みの方もいるかもしれません。
Webライターという仕事は案件の単価が安い割に時間がかかるということがしばしばありますが、ジャンルを絞っていくことでそうしたデメリットを回避することができます。
そこで、本記事にて案件のジャンルを絞ることの重要性を説明するとともに、おすすめの稼げるジャンルを体験談も踏まえて紹介していきます。
目次
Webライターとして稼げるジャンルとは?
基本的にどのジャンルであっても単価の高い案件はありますが、特に以下のジャンルでは高単価の案件が多いです。
不動産
美容・医療
就職・転職
金融・保険・FX
クレジットカード
出会い・マッチングアプリ
いずれも専門的な知識や経験が必要なジャンルです。
実績がない状態だと応募しても通らない可能性があるので、その他のジャンルで実績を積み上げてから応募したほうがよいでしょう。
また、上記の分野で経験がない場合は、その分野の本を何冊か読んだり、自分のブログで記事を執筆したりしましょう。そうすることで応募時にアピールとなります。
【体験談】Webライターの実績なしでも文字単価2.5円の案件を取れた
まだWebライターを始めたばかりの頃はクライアントに見せれるような実績がなかったですが、文字単価2.5円の案件(1記事1万5,000円)を取った経験があります。
取れた理由は以下の2つが大きかったです。
・FPの資格を持っていた
・ブログを運営していた
その案件は保険の記事でして、自分は保険業界にいたわけではなかったですが、FP資格の取得が評価されて案件の獲得ができました。
また、ブログも運営していたため、ある程度のライティングとWordpressのスキルがあることの証明となったことも大きかったと思います。
なので、実績がなくても他のことでアピールすれば文字単価の高い案件は取れます。
Webライターで案件のジャンルを絞るメリット
Webライターで案件のジャンルを絞るメリットは以下の通りです。
・得意の分野を作れる
・調査する時間が短縮できる
・実績から高単価の案件を取りやすい
Webライターとして始めて仕事を行うと調査の時間に思ったより時間がかかるはずです。
文字単価がそこそこ高くても、リサーチに時間がかかってしまい、結果として割に合わないという経験をお持ちの方もいるのではないでしょうか。
特に経験のない分野だと書く時間より調査の時間のほうが長くなることもあります。
しかし、同じジャンルを書き続ければ調査時間をかなり減らせることになるので、同じ単価の案件だとしても結果的に時給が上がる計算になるのです。
執筆時間を早める一番いい方法は「専門性を特化する」こと。これは間違いない。たとえば、ぼくは不動産系の記事なら15分くらいで構成を組める。
僕がすごいわけではなく、今まで不動産系の記事を3000記事以上書いているから。それほど専門性は強力。少しずつでも得意ジャンルを作るのはおすすめ????
— 中村 昌弘 | Webライター&Kindle編集者 (@freelance_naka) June 6, 2021
そして、同じジャンルで実績を積み上げれば、クライアントから信頼を得られて、高単価の案件を受託しやすくなります。
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Webライターとして稼げるジャンルの傾向
本章では、Webライターとして稼げるジャンルの傾向について説明していきます。
専門性が高い
経験やスキル、資格などがないと書くことが難しいジャンルは単価が高い傾向にあります。
専門性が高いジャンルでも、ネット検索すればある程度書くことも可能ですが、経験や前提知識があるほうがやはり記事質は高いですし、クライアントとしても安心できると思います。
また、記事内容もより正確性が求められやすいので、まったくの知識0の状態から書くのは難しいでしょう。
広告単価が高い
一般的に、Webライターの案件はアフィリエイト広告向けの記事を書くことが多く、その広告単価が高いジャンルほど文字単価も高い傾向にあります。
例えば、FXや美容、転職などは1件の成約で万単位の報酬を得られる案件が多いです。
広告単価が高いジャンルを調べることでも、Webライターとして稼ぎやすいジャンルを見つけやすいです。
代表的なアフィリエイトASPとしては「A8net」が有名ですが、「A8net」にある案件を見るだけでも、Webライターとしてどんなジャンルを攻めればいいのかわかります。
できれば、自分のブログを開設し、ASPに登録してどんな案件があるかチェックしてみましょう。
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案件が多い
単純に案件が多いジャンルを見極めるのも大事です。
案件が多いジャンルほどWebライターとしては仕事を取りやすく、途切れにくいからです。
単価の高さだけでなく、継続して案件を取りやすいジャンルを得意にしていくようにしましょう。
Webライターとして得意ジャンルを作る方法
本章では、Webライターとして得意ジャンルを作る方法について説明していきます。
本を読む
特定のジャンルの入門書を一冊読むだけでもまとまった知識が入ります。
ネット検索でも知識は入りますが、偏ったり、全体像がつかみにくいです。
他のWebライターと知識で差をつけるうえでも本を読んでおくことをおすすめします。
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ブログを開設する
自分のブログを開設し、特定のジャンルに関して記事を書くこともおすすめです。
記事を書いておけば、そのジャンルで実績がなくてもクライアントへポートフォリオとして提示できるので、採用されやすくなります。
文章力やリサーチの練習にもなり、Webライターとして名刺代わりとして使えますから、ブログ開設はぜひしておきましょう。
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資格取得
ライターとして実績があまりない状態だと単価の低い案件に応募することになりますが、資格を持っておけば、実績が少なくても案件を受託することができる場合があります。
実際私はファイナンシャルプランナーの資格を持っていたので、金融や保険といった案件を取りやすかったです。
Webライターにはいろんな案件があるので、案件と関連した保有資格があれば積極的にアピールしていきましょう。
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SEOを学ぶ
単に特定のジャンルに詳しいだけでは駄目で、ある程度SEOの基礎を知っており、その知識をライティングに活かすことも大事です。
例えば、執筆するジャンルにおいて読者がどんなことを知りたがっていて、どんなキーワードで検索しているのか、どんなサイトが検索上位となっているのか、などを煮詰めていくことが求められます。
そのためにも、キーワード選定方法やキーワードツールの使い方などをある程度学んでいきましょう。
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まとめ
いかがでしたでしょうか。
Webライターの案件はただ仕事を取っていくだけだと稼げないまま消耗して終わってしまうリスクがあります。
ジャンルを絞ったり、資格を取得したりして高単価の案件を取る工夫をしていくことでより稼げるようになるでしょう。