
本記事では上記のような悩みを解消していきます。
Webライターにとってリサーチは最も重要な作業の一つで、これをうまくやるか否かでクライアントからの評価も変わってきます。
また、リサーチ作業が遅いと納品まで時間がかかってしまうので、実質的な時給にも支障が出ますから、なるべく効率的なリサーチをしたいところです。
そこで本記事では、Webライター初心者向けにリサーチ作業のコツについて説明していきます。
Webライターがリサーチする上でのコツ
本章では、Webライターがリサーチする上でのコツについて説明していきます。
※Webライターを0から始める人は以下の記事も参考にしてください。 続きを見る
Webライターの始め方を完全未経験向けに全解説!【簡単5ステップ】
執筆ジャンルの基本を学習
執筆前に執筆ジャンルの基本を学習しておくとリサーチ作業もしやすくなります。
未経験のジャンルを書くのは大変で、どんなことを調べればいいのかわからず、なかなかリサーチ作業が進まないことがあります。
執筆ジャンルについて入門書を読んでおくか、ブログやサイトで基礎知識を得ておきましょう。
Webライターとして専門性をつきつめ、強みを作る上でも、得意ジャンルを作っておくことをおすすめします。
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【体験談】Webライターが稼げるジャンルとは?専門性を磨こう!
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権威性の高いサイトから情報を取得
リサーチ作業はネット検索で行うことが多いですが、すべてのサイトが正確な情報を提供しているとは限りません。
また、クライアントが情報のソースを求めるケースもあります。
正確な情報取得をするために、権威性の高いサイトの裏付けをとる癖をつけましょう。
一般的には、公的機関のサイトが権威性は高く、法人やニュースサイトなどが続きます。
権威性の高いサイトでの情報を適切に引用できるようになれば、クライアントからの信頼度もアップするはずです。
執筆ジャンルで有名なサイトを調べる
リサーチ作業時は執筆ジャンルで有名なサイトをピックアップして、話題としているネタやコンテンツをチェックしておきましょう。
そういうサイトは、Googleから好まれている可能性が高いので、文章の書き方や構成・見出しが参考になります。
具体的には、執筆予定のキーワードでネット検索し、検索順位1位から10位までの記事を一通り見ることをおすすめします。
Webライターがリサーチする手順
本章では、Webライターが案件を受注して、リサーチしていく流れ・手順について説明していきます。
キーワードの洗い出し
リサーチは同じジャンルのブログやサイトを適当に調べてもうまくいきませんし、非効率的です。
クライアントから案件を受注する場合、タイトルや構成を渡されますので、その中から検索するべきキーワードを洗い出します。
以下の通り、キーワード選定ツールもいろいろとあるのである程度使えるようにしておくことをおすすめいます。
おすすめキーワード選定ツール
・ラッコキーワード
・Googleキーワードプランナー
・Googleトレンド
・Ubersuggest
・共起語検索
特にラッコキーワードは無料で使い勝手が良いです。
調べるキーワードはあまり多くなり過ぎても時間がかかるだけですので、必要最小限にとどめましょう。
キーワードの選定方法がまったくわからないという人は下記の記事をぜひ合わせてご覧ください。
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【ブログ】キーワード選定の流れとおすすめツールを解説!
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読者・ペルソナの想定
キーワードを洗い出したらすぐネット検索してもいいのですが、読者・ペルソナの想定していないと、記事の方向性が定まらず、いざ執筆をしても読者の要求とはズレた記事となってしまいます。
「ペルソナ(persona)」とは、サービス・商品の典型的なユーザー像のことで、マーケティングにおいて活用される概念です。
実際にその人物が実在しているかのように、年齢、性別、居住地、職業、役職、年収、趣味、特技、価値観、家族構成、生い立ち、休日の過ごし方、ライフスタイル……などリアリティのある詳細な情報を設定していきます。
参考:ferret
記事を書く目的は、読者を満足させることにあります。ペルソナは簡単に箇条書きでいいので、まとめておきましょう。
そうすることで、リサーチ作業時も情報の取捨選択がしやすくなります。
検索上位のサイト・ブログを調査
洗い出したキーワードをもとにネットで検索していきます。
基本的には検索上位のサイトやブログを調査します。検索上位であるということは、Googleが好むコンテンツで、評価している可能性が高く、SEO的にも強いからです。
少なくとも検索上位のサイト・ブログを3つから5つ程度チェックすれば、書くべき内容の傾向が見えてくるはずです。
この時、ペルソナを照らし合わせて情報の選別も行っていきます。
もし、検索がうまくいかない場合は、キーワードをちょっとずらして、関連性が高そうなキーワードで検索してみましょう。
一次情報を入手する
検索上位のサイト・ブログだからといって情報が正確とは限りません。
あくまで参考にとどめ、一次情報のソースを調べるようにしましょう。
すべてのクライアントが一次情報のソースを求めるわけではありませんが、情報が不正確であったり、根拠が不明だったりすると、クライアントから信頼されません。
一次情報のソースは常にチェックする癖をつけておきましょう。
まとめ
Webライター向けにリサーチのコツについて説明してきましたがいかがでしたでしょうか。
未経験のジャンルであってもネットにて適切に調べることができれば、問題なく執筆はできます。
「Webライターを始めたいけど経験ないジャンルの案件ばかりで不安」という人はリサーチ作業を繰り返して慣れておくことをおすすめします。
リサーチ作業は経験していくうちにどんどん早くなりますので、Webライター初心者の方は積極的に案件をとって、リサーチ作業のスピードをアップさせていきましょう。
リサーチ方法がわかったら早速クラウドソーシングサイトで案件を取っていくことをおすすめします。