「Webライターをしたいが文章の書き方がわからない。ライティングが下手なのでどんな点に注意したらいいのか知りたい」
Webライターに興味はあっても、文章力に自信がないと、次の一歩を踏み出せないと悩んでしまうのではないでしょうか。
Webライター自体はたしかに最低限の文章力は必要ですが、基本的な文章の書き方がなっていれば、仕事は問題なくできます。
ただ、記事を執筆するうえで、いくつか気をつけなければならない点があります。案件を取ったあとでクライアントから修正依頼などを受けないためにも、事前に把握しておいたほうがいいです。
本記事では、Webライター初心者向けに文章の書き方について詳しく説明していきます。
目次
【Webライター向け】文章の書き方
本章では、Webライター初心者向けに文章の書き方を解説していきます。
中にはクライアントからレギュレーションとして指定される項目も含んでます。案件を取る前に把握しておきましょう。
※Webライターの始め方については下記の記事をご覧ください。
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Webライターの始め方を完全未経験向けに全解説!【簡単5ステップ】
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文末に同じ表現を繰り返さない
文末に同じ表現(「です」や「ます」など)を繰り返すと幼稚な印象を与えてしまいます。
具体的には、文末に同じ表現を3回以上繰り返すのは止めましょう。
クライアントのレギュレーションとしても「文末に同じ表現を繰り返さない」という項目はよくあります。レギュレーションとして指定されてなくても気を付けておきたい項目です。
一文が長すぎない
一文が長すぎると読みづらくなり、理解することも難しくなってしまいます。
読者が読みやすいように適度に文章を短くしていくことが求められます。
なお、一文が短すぎても幼稚な印象を与えてしまうので、注意しましょう。
係り受けを気を付ける
主語と述語、修飾語と被修飾語が、遠くなり過ぎないように注意しましょう。
例えば、「美しい女性の髪」といった場合、「美しい」が「女性」と「髪」のどちらにかかっているのかわかりにくいです。髪が美しいことを強調したいなら「美しい髪の女性」としたほうがいいです。
修飾語と被修飾語をなるべく近くしましょう。
指示語を多用しない
こそあど言葉とも表現される指示語ですが、多用するのはおすすめできません。
指示語は多用すると、指示語がどれを指しているのかわかりにくくなります。読者としても指示語が何を指すのかいちいち考えながら読まなければならなくなり、読者は負担を感じます。
なるべく指示語を使わない文章を書くようにしましょう。
あいまいな表現は極力避ける
あいまいな表現は、読者としても結局何を伝えたいのかわかりませんので、避けるようにしましょう。
具体的には、「~と思います」や「~かもしれません」といった表現は多用しないことが大事です。
読者にとって説得力ある文章とするためにも、言い切る形で文章を書いていきましょう。
結論を早めに書く
結論が後ろにいきすぎると、読者としては我慢できずにページを去ってしまう可能性が高くなります。
見出しを作る時も同様で、結論が最後の章に近いと読者はなかなか読んでくれないです。
結論は早めに書き、その主張の裏付けや理由、事例などを追加していく形で書くようにしましょう。
リード文(導入)の書き方
リード文(導入)を書く時は以下の点を意識しましょう。
・読者を想定する
・読者に寄り添う
・記事の目的を明確にする
・記事の要点を書く
すべて完璧にするのは難しいですが、要は読者を惹きつけて、記事を読むことのメリットが伝わるようにすることが大事です。
Webライターが文章力を上げる方法
Webライターが文章力を上げる方法について詳しく説明していきます。
Webライター向けの本を読む
今回文章の書き方について説明してきましたが、Webライター向けにいくつかおすすめのライティング本があります。
文章の書き方についてもっと詳しく解説してほしいという人はライティング本を読んでみましょう。
おすすめは以下の本で、日本語の使い方や読みやすい文章の書き方について初心者にもわかりやすく説明してます。
・新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング
・20歳の自分に受けさせたい文章講義
文章力に自信がない人はぜひ読んでおきましょう。
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Webライターにおすすめの本5選を紹介!仕事を取る前に読んでおこう!
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案件をたくさん取る
文章の書き方をいくら学んでも実践していかないと文章力は向上しません。
「文章力に基礎がないな」と自信がなくても、積極的にWebライター案件を取って、実務から学んでいくこともおすすめします。経験を積むことで記事執筆に慣れていくことも大事だからです。
クラウドソーシングサイトにおけるWebライター案件なら未経験OKの案件も多く、マニュアルも用意されていることも少なくありません。
何よりも実務を経験することが文章力を上げる一番の上達法なので、積極的に案件へ応募していきましょう。
未経験OKの案件が多いクラウドソーシングサイトはクラウドワークスなので、とりあえずクラウドワークスに登録すれば大丈夫です。
※Webライター向けのクラウドソーシングサイトやテストライティングに受かるコツについては下記の記事をご覧ください。
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ブログで記事を書く
Webライターとして実績があまりない状態だと、なかなか記事執筆の経験ができない可能性があります。
そんな場合は、自分でブログを立ち上げて、記事を書いていく中で文章力を向上させていくこともおすすめです。
ブログ運営がうまくいけば、自分のブログをクライアントにアピールできますし、ブログ自体から収益を得ることもできます。
ブログ開設は年間数千円程度のコストで可能なので、Webライター活動と合わせてブログ運営にもチャレンジしてみましょう。
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検索上位のサイトをよく読む
検索上位のサイトやブログはGoogleから評価されていることでもあり、その文章も質が高いことが多いです。
実際どういう文章が求められているのか、についてタダで学べるのでこれ以上ない教材とも言えます。
実際に案件を取った時も、リサーチ作業として検索上位のサイトをチェックしていく必要があります。
構成や見出しの作り方も含めて参考になることが多々ありますから、検索上位のサイトやブログをよく読んでおきましょう。
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【まとめ】文章が下手でも書き方を覚えて案件を取っていこう!
Webライターは文章が下手だとしても、文章の書き方をしっかり押さえていけば案件を取っていくことが可能です。
「自分は文章書くのが下手だからWebライターは無理」と思わずに、どんどん案件に応募していくことをおすすめします。
特にクラウドソーシングサイトなら未経験OKの案件が多いので、初心者でもチャンスはたくさんあります。
Webライターは未経験からでも副業として取り組みやすい在宅ワークなので、興味ある人はぜひチャレンジしてみましょう。