
本記事では上記のような疑問を解消していきます。
本記事でわかること
・Webライターの仕事内容や必要なもの
・未経験からのWebライターの始め方
・Webライターの案件探しから仕事を取るまで
Webライターは未経験からでも始めやすく、スキルがなくてもすぐに稼げるようになるので働き場所を選ばない在宅ワークとして大変おすすめです。
しかし、Webライターに興味はあっても始め方がわからないという人も少ないないと思います。
そこで本記事では、Webライター未経験者向けにWebライターの始め方について0から詳しく説明していきます。
最後まで読めば未経験でも難しい仕事ではないことがわかるはずです。
【完全未経験向け】Webライターの始め方
ここからは具体的にWebライターの始め方を解説していきます。
意外とWebライターは簡単に始めることができるとわかりますので、ぜひ最後までお読みください。
パソコンとインターネット環境を用意
Webライターをするのに最低限必要なものはパソコンとインターネット環境だけですので、初期費用はあまりかかりません。
Webライターの仕事に最低限必要なもの
・パソコン
・インターネット環境
パソコンに関しては、基本的にネット検索ができればOKなので、高スペックである必要はありません。ただ、あまりに動作が重くて、作業効率が落ちると、稼ぎにも影響してくるので、ある程度のスペックはあったほうがよいです。
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Webライター向けパソコンの推奨スペックとは?選び方を徹底解説!
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案件によってはスマホだけでも仕事できなくもないです(タスク案件など)。
その他ソフトやアプリは特に必要なく、中にはOfficeソフトを使用する案件もありますが。
私が経験する限りGoogleドキュメントやスプレッドシートなどでの記事納品が多いです。
Word形式で納品する場合でも互換性のあるフリーソフトを使えば問題ありませんでした。
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Webライターに必要なもの・あったほうがいいもの8選を紹介!
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ライティング本を数冊読む
Webライターとしてライティングの基礎を学ぶため、ライティングの入門書を読んでおきましょう。
以下におすすめの本を厳選して紹介していきます。
・沈黙のWebライティング
SEO的に好まれる文章の書き方を学べる本です。
とりあえずこの一冊を読んでおけばSEOライティングにとって大事な基礎が身につきます。
分量が結構あるので一通り読んで案件をこなしながら何回も見直していくのがいいでしょう。
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SEOライティング6つのコツを徹底解説!【ブロガー・Webライター向け】
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・新しい文章力の教室
日本語の文法を解説し、文章の読みやすさを追及した本です。
文法的に明らかにおかしい文が多いと、テストライティングや納品時に指摘されることが多いので、案件を取る前に修正しておきたいところです。
わかりやすく、読みやすい文章を書くのが苦手な人はぜひ一読しておきましょう。
※その他おすすめ本については下記の記事もご覧ください。 続きを見る
Webライターにおすすめの本5選を紹介!仕事を取る前に読んでおこう!
WordPressブログを開設する
Webライターとして案件を取っていく上でブログを開設すべき理由は以下の通りです。
・ポートフォリオになる
・SEOライティングの練習になる
・ブログから依頼をもらうこともある
まず未経験だと案件を取るのが難しい現状があり、人によっては数十件応募しても受注できないケースもあります。
特に目立った経歴や資格がないようだと受注は難しいかもしれません。
しかし、そんな場合でもブログを持っておけば、一定のライティング・Wordpressスキルの証明となり、未経験でも採用されやすくなります。
また、ブログで収益化に成功すれば、Webライターとともに複数の収入源を得られるメリットもあります。
しかも、ブログの収益化それ自体が実績となって、さらにWebライター案件の受注率がアップするでしょう。
このようにブログ開設はWebライターを始める上でメリットしかありませんので、ぜひ開設しておくことをおすすめします。
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WordPressブログの始め方を徹底解説!【簡単10分】
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クラウドソーシングサイトへの登録
まずはクラウドソーシングサイトに登録します。
登録するクラウドソーシングサイトとしては、業界最大手で案件数が多い以下の2つがおすすめです。
未経験の案件が多いクラウドソーシングサイト
・クラウドワークス
・ランサーズ
本章では、クラウドワークスに新規登録する場合の手順を簡単に説明していきます。
まずは「クラウドワークス」のトップページへアクセスしてください。
会員登録(無料)をクリックします。
メールアドレスを入力するとそのメールアドレス宛に確認のメールが送られてくるので確認して本登録を完了させましょう。
次にクラウドワークス内でのユーザー名からパスワード、氏名など基本情報を入力していきます。
登録が完了したらプロフィールを作っていきます。
マイページからプロフィール編集ページにアクセスしてください。
「ワーカー情報編集」を選びます。
プロフィール編集画面に移るので、職種や仕事カテゴリ、ステータスなどを編集していきます。
これまでの簡単な職歴やスキル、取得済み資格などをまとめて書きましょう。
特に書けるものがないからといって何も書かないというのは駄目で、仕事への意気込みや仕事に使える時間などでもよいので書いたほうがよいです。
未経験OKの案件に応募
クラウドソーシングサイトに登録したら未経験OKの案件に応募し、案件を受注していきます。
案件を探す
マイページから「仕事を探す」をクリックしてください。
「仕事カテゴリ」から「ライティング・記事作成」を選択するとWebライターの案件を探すことができます。
初心者で実績がないうちは、未経験可で絞り込んだ案件で探したほうが見つけやすいです。
上記の通り、「未経験可」という項目があるので、チェックを入れることで未経験OKの案件を探しやすくなります。
未経験OKの案件は単価的には文字単価1.0円以下が多いです。
中には0.1円~0.2円といった案件もありますが、それはさすがに低すぎますので、未経験といえど文字単価0.5円以上の案件を選ぶことをおすすめします。
それでも安すぎると思うかもしれませんが、最初は実績作りと考えて、まずは経験を積み、サイト上の評価を貯めていきましょう。
なるべく知識や経験のあるジャンルを選んだほうが無難です。
応募
受注したい案件が見つかったら応募していきます。
未経験のうちだと「仕事ができるか不安」と思うかもしれませんが、誰でも最初は未経験です。
応募してみたらあっさり採用されたということもあります。
自分でこれは無理と取捨選択せず、興味ある案件へ積極的に応募していきましょう。
執筆
たいていの案件ではマニュアルが用意されていることが多いので、マニュアルに沿って、ネット等でリサーチをしつつ執筆していきます。
誤字脱字や文法ミスに気を付けるのはもちろんですが、客観的な事実やデータに基づかないことを書くことのないように注意しましょう。
本採用の前にテストライティングを課される案件も多いです。
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納品
記事を執筆したらクライアントに指定された形式で納品します。
どのような形で納品するかはクライアントによって異なり、Wordやスプレッドシート、Googleドキュメントなど様々なので、いざ記事を送るとなった時にきちんと納品できるよう準備をしておきましょう。
当然ですが、ほとんどの案件では納期がありますので、遅れないようにスケジュール管理をしておくことが大事です。
万が一遅れそうな場合は、クライアントへ早めに連絡しましょう。
Webライターに関するQ&A
本章では、Webライターに関してよくある質問について解説していきます。
どういう仕事内容が多い?
Webライターはクライアントが指定したタイトルや構成に従い記事執筆をしていく仕事です。
書く内容はクライアントによって多種多様であり、ライターとしては自分が書きたいジャンルの案件を選んで応募していくことになります。
一例として以下の執筆ジャンルがあります。
Webライター案件ジャンル一例
・芸能
・旅行
・アニメ、映画
・アウトドア
・ガジェット
・金融、保険、投資
・法律
・出会い系
上記のように書ききれないほど多くのジャンルがあります。
ですので、ご自身の仕事経験や趣味、ライフスタイルに合ったジャンルはきっと見つかると思います。
特に専門的な職務経験や好きなことがないという人もとにかく仕事を取ってライターという仕事を経験していくことが大事です。
後述するようにクラウドソーシングサイトを見るとライター案件の数はかなり多く、ジャンルも様々ななので、未経験でもやってみようとなるような案件を見つけれるはずです。
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必要なスキルは?
必要なスキルは以下の通りです。
Webライターに必要なスキル
・最低限のパソコン操作
・ある程度のタイピング速度
・インターネット検索への慣れ
・基本的なSEOライティング
どれもしっかり学習すれば誰でも最低限の仕事ができるレベルにはなります。
また、スキルを身につけるのに何ヵ月も要するものではありません。
基礎を身につけたら積極的に仕事を取りに行き、仕事をしながらスキルを上げていきましょう。
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必要な資格・経験は?
案件を取るにあたって資格・経験は必ずしも必須ではありません。
もちろんあれば有利となりますし、ニッチな案件や専門的な経験・知識が要求される案件によってはクライアントから求められることがあります。
しかし、Webライターとして実績、経験を積んでいけば資格・学歴・経歴がなくても評価されるようになります。
例えば、転職経験が少ないライターであっても転職関連の記事の実績があれば、転職に関する案件を取りやすくなるはずです。
特にアピールできるものがないという人でも積極的にライター経験を積んで仕事の幅を広げていきましょう。
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案件はどこで探せるの?
Webライターの案件を探せるクラウドソーシングサイトは以下の通りです。
Webライターの案件を探せるクラウドソーシングサイト
・クラウドワークス
・ランサーズ
・サグーワークス
・ココナラ
・クラウディア
・Shinobiライティング
・Bizseek
・シュフティ
・ママワークス
以上のようにライティング案件を抱えているクラウドソーシングサイトは多いです。
この中でも「クラウドワークス」か「ランサーズ」は案件数が非常に多く、未経験OKの案件も少なくないので、初心者におすすめです。
未経験OKの案件は募集内容に未経験OKと書いてますので応募しやすいです。書いてなくても経験やスキル、資格などでアピールできるものがあればどんどん応募していきましょう。
他のサイトでもいい案件が転がっている可能性もあります。稼げる案件を逃さないよう、複数のクラウドソーシングサイトにて登録しておき、まめに案件をチェックすることをおすすめします。
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収入ってどれくらい?
収入に関しては、中には月50万や100万稼ぐ人もいますが、クラウドソーシング中心に案件を探すとなると、月1万から月20万くらい稼げます。
ある程度実績や経験、スキルを積み重ねて、営業努力もすれば、月20万から30万、あるいはそれ以上稼ぐことは可能です。
基本的に報酬は文字単価で計算されることが多く、例えば、1文字1.0円とすると、3,000文字書けば3,000円の報酬となります。
その単価で1日1記事納品すれば、1ヵ月で9万稼げることになるので、在宅でできる仕事としては悪くないと思います。
Webライターとしての実績やスキルなどによって文字単価は変わり、未経験だと低い傾向にありますが、案件をこなしていくうちに高単価の案件は取れるようになるはずです。
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将来性はあるの?
私はWebライターの将来性は基本的に明るいと考えています。
ネット関連の広告は年々増加しており、オウンドメディアを運営する企業は増えてきました。
よくAIが人間の仕事を奪うということが言われており、文章についても例外ではないです。
Webライターの仕事は書く人の個性や特別な経験などが評価されるものですから、そうした個性や経験はAIによって代替されることはありません。
ただ、誰でも始めやすい仕事ですので、しっかり経験とスキルを積み、営業もできるようにしなければならないでしょう。
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どういう働き方ができる?
Webライターの仕事はフリーランスとして行うことが多いです。
中には、社員やバイト待遇で月給制、時給制で仕事をする人もいますが、前述の通り、文字単価が設定され、書いた文字数に応じた報酬が支払われるといった形です。
1記事だけ書いて終わる案件もあれば、数ヵ月以上にも渡って特定のメディアにて記事を書く案件もあります。
また、働く場所は自由なので、在宅はもちろんのこと、カフェなどでも仕事ができます(セキュリティーには要注意)。
私自身もその日の気分でカフェにしたり、コワーキングスペースにしたりと自由に作業場所を選べてストレスフリーです。
時間も場所も自分の裁量で仕事をしたいという人はWebライターという仕事を検討してみてはいかがでしょうか。
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記事ってどう書けばいいの?
Webライターとして記事を書く場合は以下のことを意識しましょう。
記事作成時の注意点
・導入文で読者を惹きつける
・同じ語尾や表現を繰り返さない
・主観ではなく事実に即して書く
・見出しで全体がわかるようにする
・主語と述語が一致するようにする
オリジナリティのある文章力は必要ありません。
また、日記のような主観的な視点が多い書き方では駄目で、事例やデータ、客観的な理由などに則した文章を書いていくことが求められます。
実際に検索上位のブログ記事を見ると、どういう書き方をするべきかがわかるので、参考としましょう。
実際の案件では、ライティングのルールを細かくマニュアル化しているものもありますので、仕事をしながら書き方を学んでいくこともアリです。
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向いているのはどういう人?
Webライターに適性がある人は以下の通りです。
Webライターに適性がある人
・コツコツと作業ができる
・孤独に作業を続けられる
・ネットでのリサーチが上手
・様々なジャンルに興味を持てる
Webライターの仕事は中には取材をするような内容のものもありますが、一般的にはパソコンを使って地道にリサーチし、ひたすら執筆を続ける孤独な作業です。
1人での仕事がしたいという人にはおすすめな仕事かもしれません。
また、自分な好きな分野の案件だけを選び、執筆していくことも可能ですが、常に自分が興味あるジャンルの案件ばかりがあるわけではありません。
様々なジャンルに興味を持ち、未知のジャンルを0からリサーチすることも積極的に行えたほうが仕事の幅が広がります。
逆に適性がない人は以下の通りです。
Webライターに適性がない人
・孤独でコツコツとした作業が苦痛
・パソコンの操作に慣れていない
・学習意欲がない
高度なパソコンスキルは不要ですが、ネット検索やタイピングに慣れていないと作業効率が著しく落ちますので、それぞれ練習しておきましょう。
時給制のように〇時間作業したら〇円もらえるというものではありません(案件によっては時給制のもあります)。
記事を納品して初めて報酬が発生しますから、稼ぐには執筆速度を上げることが大事です。
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実際に仕事をしてみてどうだった?
Webライターをやっていてよかったことは以下の通りです。
Webライターをやっていてよかったこと
・自由な時間と場所で仕事ができる
・会社に縛られずに収入を得ることができる
・スキルや資格がなくてもすぐ稼げる
・案件が多く仕事に困らない
個人的には、在宅、リモートワークがしやすいというのが一番魅力ですね。
自宅やカフェ、コワーキングスペースなどその日の気分で作業場所を変えれますし、納期も厳しくなければ、自分の裁量でその日の仕事量を調整しやすいので、自由度が高いです。
案件も豊富で、作業をすればすぐ稼げるので、即金性に優れた仕事だと思います。
逆につらいことは以下の通りです。
Webライターをやっていてつらいこと
・単価が安すぎる場合がある
・嫌なクライアントとあたる時がある
・仕事量が多いと納期に追われる
未経験の時は特に単価が安すぎて普通にバイトをしたほうが稼げたりします。
単価の高い案件を取り続けるにはそれなりの経験とスキル、営業努力が必要となってきます。
ただ、この仕事はどこまでいっても時間の切り売りなので、報酬のために仕事量を増やすとその分納期に追われることになり、タイトなスケジュールに苦しむことになりがちです。
1つのクライアントからずっと案件をもらえるというわけではなく、新しいクライアントの案件に応募していく中で、嫌なクライアントとあたることもあります。
例えば、過度な修正を要求する、要求が厳しい、報酬を支払ってもらえない、といったことがあります。
これらはWebライター特有というよりもフリーランスあるあるかもしれません。
とはいえ、全体として自由な働き方は実現できており、会社員時代よりもストレスはなく、満足度は高いです。
損害賠償されないか不安
これからWebライターを始めてみたいものの、何かあった時にクライアントから損害賠償などされないか不安という人もいるかと思います。
実際にそういう話はあまり聞きませんが、個人で仕事を受ける以上は損害賠償請求される可能性もあります。
万が一に備えて、フリーランス向けの保険に入っておきましょう。
フリーランス向けの保険としては、「フリーナンス」や「フリーランス協会」などがあり、特に「フリーナンス」は無料で損害賠償請求保険が付いてるのでおすすめです。
フリーランス向けの保険については下記の記事をぜひご覧ください。
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まとめ
ここまでライティング未経験者向けにライター業について解説してきましたがいかがでしたでしょうか。
本記事をまとめると以下の通りです。
本記事のポイント
・Webライターは未経験から簡単に始められる
・必要なものはパソコンだけで資格や経歴は必須ではない
・初心者はクラウドソーシングサイトで案件を探す
・スキルと実績を積んで高単価な案件獲得を目指すべし
Webライターは未経験でも取り組みやすい仕事であることがおわかりいただけたかと思います。
すぐに始めることができますから、興味があったら上述のクラウドソーシングサイトに登録してライター業を始めてみましょう。