これからWebライターを始めたいが悪質なクライアントがいると聞いて始めるか悩んでいるという人も少なくないかもしれません。
最初に悪質なクライアントと遭遇して稼げないまま終わってしまうのはとても残念なことです。
そこで本記事では悪質なクライアントの特徴を筆者の体験も踏まえて紹介していきます。
避けるべきクライアントを把握して稼げるWebライターとしての一歩を踏み出しましょう!
目次
- 1 Webライター案件で注意したいクライアントとは?
- 2 【Webライター向け】注意したいクライアントの特徴
- 2.1 評価が低い
- 2.2 評価がない
- 2.3 評価コメントが乱暴
- 2.4 途中終了の評価が多い
- 2.5 発注率が異常
- 2.6 募集内容があやしい
- 2.7 登録したらすぐメッセージを送ってきた
- 2.8 実績のない&少ない初心者にスカウト
- 2.9 文字単価が安すぎる
- 2.10 文字単価が不明
- 2.11 採用後報酬アップ
- 2.12 テストライティングの報酬が低い&ない
- 2.13 テストライティングと採用後の報酬差が大きい
- 2.14 契約してないのに外部サービスに誘導
- 2.15 ライターを育てます系
- 2.16 なかなか仮払いしない
- 2.17 仮払いせずに書かせる
- 2.18 指示があいまい
- 2.19 返信が遅い
- 2.20 ビジネスマナーがなってない
- 2.21 理不尽な修正依頼
- 2.22 納品したのに報酬未払い
- 3 【Webライター向け】クライアントワークに疲れたら
- 4 まとめ
Webライター案件で注意したいクライアントとは?
安い単価で(最悪タダで)ライターに記事を書かせてくるクライアントのことです。
ライターとしては時間と労力を消耗するだけで何もいいことがないので避けるべき対象です。
そういうクライアントには傾向があるので見極め方を覚えておきましょう。
【Webライター向け】注意したいクライアントの特徴
本章では、Webライター案件において、注意したいクライアントの特徴を自分の体験談、失敗談も踏まえて紹介していきます。
主にクラウドワークスなどクラウドソーシングサイトにてWebライター案件をしていきたいという方はぜひ参考としてください。
評価が低い
評価が低いクライアントはこれまで何かやらかしてきた可能性が高いです。
実際問題評価が4.0以上でも油断なりません。
ライターからの評価コメントをチェックしましょう。
1つでもライターからクレームっぽいコメントがあれば警戒したほうがよいです。
評価がない
そもそも評価がない場合はアカウントを何回も作り直している可能性があります。
もちろん中には普通に新規に発注をし始めたクライアントもいるでしょうが、できれば様子見をしたいところです。
評価コメントが乱暴
クライアントからライターにつけた評価コメントが乱暴だと悪質性が高いです。
事実に基づいた指摘なら多少は理解できますが、人格攻撃的なコメントもたまに見かけますので、そういう言動をするクライアントは避けましょう。
途中終了の評価が多い
これは主にクラウドワークス限定の話しなのですが、何らかの原因で契約が途中終了して、評価を放置すると自動的に評価がクライアントにつく仕組みとなってます。
その評価が多いということは契約が無事最後まで完了しないケースが多いということです。
書かせるだけ書かせてクライアント側の要求で契約を途中終了させているなどが考えられます。
発注率が異常
上と関連することですが、発注率が異常な場合もアカウントを作り直している可能性がありますので気をつけましょう。
募集内容があやしい
現在だけでなく過去に発注した募集内容をチェックしあやしいのがあれば注意が必要です。
中にはネットワークビジネスやその他外部のビジネスなどに誘うクライアントもいますので気をつけましょう。
登録したらすぐメッセージを送ってきた
クラウドソーシングサイトに登録したての頃にメッセージやスカウトを送ってくるクライアントは、安くこきつかおうという魂胆の者もいます。
登録したてだと仕事の相場がわからず、実績作りのために何でも仕事を受けてしまう人が多いからと思われます。
実績のない&少ない初心者にスカウト
上と同じようなケースですが、実績があまりないライターに言葉巧みに案件を紹介するケースがあります。
初心者だからといって安すぎる案件を受ける必要はありません。
未経験でもいい案件は中にはありますので、スカウトをもらったとしてもすぐ飛びつかず、他の案件としっかり比較検討しましょう。
文字単価が安すぎる
未経験は文字単価が安くなりがちですが、かといって安すぎるのは注意したい点です。
例えば、文字単価0.1円や0.2円とかですが、ほぼ無給と言っていい単価です。
実績作りだとしてもそういう案件は受けないほうがいいと思います。
未経験でも文字単価0.5円以上は狙えるので、実績作りを焦ることなく、じっくり案件探しをしましょう。
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文字単価が不明
厄介なのは文字単価が応募ページからよくわからない場合です。
契約した後で実はかなり安い条件となっていたとはならないようにしたいところ。
あいまいなままに安い単価で契約させられないように、契約前にしっかり確認しましょう。
採用後報酬アップ
こちらも報酬が不明で、いつ報酬がアップするかわかりませんし、そもそもこういう案件は最初の報酬がめちゃくちゃ安いケースが多い印象です。
最初の報酬とアップ後の報酬があまりにかけ離れている場合は注意しましょう。
テストライティングの報酬が低い&ない
テストライティングの報酬が100円とか無料の場合もできればやめておきたいところです。
中にはテストクリアすれば、いいクライアントだったということも経験上ありましたが、テストだけ受けてそのまま終わった案件も多いので、基本的には避けたほうが無難です。
テストライティングの報酬が安くなるのは仕方ないことかもしれませんが、安すぎるのは注意しましょう。
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テストライティングと採用後の報酬差が大きい
上と関連しますが、テストライティングの報酬は低いが、採用後の報酬が高単価なので、ライター側が釣られて書いてしまうというケースです。
これだけで悪質とは言えないのですが、経験上ライターに厳しい質を要求するクライアントが多いですので、よっぽどな案件じゃない限り関わらないほうが無難と言えます。
契約してないのに外部サービスに誘導
ネットワークビジネスやその他ビジネス系に多いパターンです。
その他にもメールアドレスやLINEを聞き出したりするクライアントにも注意しましょう。
悪質な場合は運営に通報したほうがよいです。
ライターを育てます系
ライターを育てるから安い報酬で書いてくれという案件です。
こういう案件は文字単価0.1円以下のところが多いですね。
そんな案件をやらなくても他にも未経験OKの仕事はありますので絶対に受けないようにしましょう。
なかなか仮払いしない
応募までスムーズなやり取りであっても仮払いをしないクライアントがいます。
それでいて納期はずらさないクライアントもいるのでしっかり仮払いを催促することが大事です。
仮払いせずに書かせる
いろいろ理由つけて仮払いしないままライターに書かせるクライアントもいます。
ルール違反なわけですからはっきり断りましょう。
指示があいまい
指示があいまいで何を書いたらよいかわからなくなるパターンです。
あとで難癖つけられたり、何度も修正依頼させられたりしないように書く内容や構成、文字数などは確認するようにしましょう。
返信が遅い
聞きたいことがあるのに返信をしてくれないクライアントもやっかいです。
こういうクライアントは単純にだらしない場合やチームで案件を回していて忙しすぎて手が回ってない場合もありますが、
納期までに確認したい場合など緊急性が高いのに返信してくれないと契約に関わります。
コミュニケーションがスムーズでないとストレスが半端ないですし、案件を継続的に受けるかはよく検討したほうがいいです。
こういうクライアントは他のワーカーさんの評価コメントもチェックしてみましょう。
ビジネスマナーがなってない
メールのやり取りなどで丁寧語や敬語をつかわずタメ口を使ってくるようなクライアントも社会常識がないので関わるべきではないです。
よっぽど信頼関係ができているなら別ですが、契約間もない相手に不安定な言動をするクライアントは注意したいところです。
理不尽な修正依頼
レギュレーションに従って書いたのに理不尽な修正依頼をしてくる場合があります。
悪質なのはそうして難癖をつけて書かせるだけ書かせて、何かしら理由を付けて報酬を支払わずに契約を終了させるというケースです。
レギュレーションの程度はクライアントによってかなり差がありますので、修正依頼が煩わしいようならレギュレーションが厳しくないクライアントで案件を受けるということも検討しましょう。
また、当初の依頼にないことも追加で依頼してくるケースもあるので注意したいところです。
納品したのに報酬未払い
私も実際ありましたが納品したのに報酬がなかなか支払われないケースが本当にあります。
こればっかりは相手に何回も確認していくしかないです。
報酬の支払いが遅いなと感じたら継続的に仕事をもらうのは避けたほうがいいかもしれません。
【Webライター向け】クライアントワークに疲れたら
本章では、Webライター向けにクライアントワークに疲れた場合に何をするべきかについて解説していきます。
クラウドソーシングサイトを変える
Webライター向けのクラウドソーシングサイトはいろいろとあり、サイトによって案件数やクライアントの質も異なります。
もし今利用しているクラウドソーシングサイトでいいクライアントと出会いがないなら別のサイトを利用することも検討してみましょう。
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専門分野を持っておく
ライターとして専門分野がないと応募の時点で他のワーカーに負けることが多く、結果として割に合わない案件やクライアントがよろしくない案件をつかまされる可能性が高くなっていきます。
なるべく質のいい案件を取るためにも専門性を磨いていくことをおすすめします。
職歴や保有資格に関連したジャンルで重点的にキャリアを築いていくのを意識してみてください。
特に強みがないなら何か興味あるジャンルの本を読むなどして知識を身につけていきましょう。
資格でアピールしていきたいなら比較的難易度の低く、1~2ヵ月程度で取得できるFP3級がおすすめです。
あるいは、後述するようにブログを開設して、特定ジャンルの記事をいくつか書いておき、応募時にクライアントへ見せるといったこともしてみてください。
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SEOの知識も身につけていく
クライアントから構成などを与えられて執筆だけするような案件は取り組みやすいですが、単価は低い傾向にあります。
受注する案件が限られると、クライアントが地雷な案件を掴みやすくなってしまいます。
できるだけ幅広く案件を取捨選択するためにも、構成から担当できるようなスキルを身につけていきましょう。
具体的には、SEOの基礎を身につけて、キーワード選定をし、見出し・構成作成ができるようになることをおすすめします。
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ブログ開設して収益化を目指す
Webライターなら基本的なSEOライティングはできると思いますので、自分のブログを開設して、ブログから収入を得るという選択肢もあります。
Webライターほどすぐに稼ぐことは難しいですが、一度軌道に乗ればブログが資産となり、収入の幅が広がります。
また、ブログの収益化が成功すれば、収入に余裕ができ、生活費のために嫌なWebライター案件を取る必要もなくなり、案件選びも自由にできます。
下記の記事にてブログの始め方を解説してますのでぜひ合わせてご覧ください。
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フリーランス保険に入っておく
悪質なクライアントに何回か遭遇し、「Webライターを続けていく自信がなくなった」、「損害賠償請求されないか不安」という人もいるかと思います。
Webライターはどうしても立場が弱くなりがちなので、何かと心配はなくならないものです。
安心して仕事を続けるためにも、フリーランス向けの保険に入っておき、万が一損害賠償請求などされても大丈夫なようにしておくことをおすすめします。
有名なフリーランス向けの保険は、「フリーナンス」や「フリーランス協会」などがあります。
特に「フリーナンス」は無料で損害賠償請求に関する補償が付くのでぜひ入っておきたい保険です。
詳しい内容は下記の記事をぜひ合わせてご覧ください。
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まとめ
悪質なクライアントにもいろんなパターンがあることがわかりました。
一番大事なのはWebライターとクライアントは対等な立場であるということです。
仕事を受ける側だからといって無理難題を引き受ける必要はなく、自分が悪いんだと自分を責めないことです。
※Webライターの始め方を一から知りたい方は以下の記事をご覧ください。 続きを見る
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