「Webライターをこれからやりたいが、どんなスキルが必要で、何を勉強すればいいのかわからない」
Webライターを未経験から副業として始めたくても、どういうスキルが求められているのかわからず悩んでしまうのではないでしょうか。
Webライターになるには特別な資格や経験は必要ありません。
ただ、ある程度仕事の仕方を知っておいたほうが安心して仕事を取れますし、ライティング作業もスムーズになるでしょう。
そこで本記事では、Webライター未経験者向けにWebライターにとって必要なスキルについて説明していきます。
目次
Webライターに最低限必要なスキル
本章では、Webライターに最低限必要なスキルについて説明していきます。
記事を執筆する以外にも大事なことがあるのでチェックしておきましょう。
※Webライターの始め方については下記の記事をご覧ください。 続きを見る
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基本的な国語力
基本的な国語力がないとWebライターとしてやっていくことは難しいです。
具体的には、誤字脱字が多いことや、文法がめちゃくちゃだとクライアントから修正が入ってしまいます。
国語力に自信がないという人は、ネットでいろんなブログを見たり、文章に関する本を一冊読んだりしましょう。
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自己管理能力
Webライターは納期までに納品すれば基本的に自由な働き方ができます。
その自由度が高すぎるがゆえに自己管理能力が問われ、納期をしっかり守れるようなスケジュール・タスク管理が大事です。
どんなにライティングスキル・専門知識があったとしても、納期を守れないと契約はすぐ切られると思ったほうがよいでしょう。
なかなか自己管理が難しいなら、スケジュール・タスク管理アプリを使ったり、仕事に集中できるよう働く場所を変えてみたりすることをおすすめします。
筆者も自宅だとあまり集中できないタイプなので、コワーキングスペースなどで作業してます。
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社会人としてのビジネスマナー
Webライターは、クライアントと連絡を取り合うことが多いので、社会人としてのビジネスマナーは必須です。
どんなに文章がうまくても、ビジネスマナーがなってないとクライアントから契約解除されやすくなります。例えば、タメ口で話す、納期を守らない、といったケースです。
丁寧な言葉遣いを心がけ、納期を守るということをするだけでも、クライアントから信頼され、案件は継続されやすくなります。
ビジネスマナーは案件応募時やテストライティング実施の時からしっかり意識しておきましょう。
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情報のリサーチ力
Webライターはクライアントから与えられたキーワードをもとにネットなどでリサーチしていきます。
ある程度パソコンでネット検索する作業に慣れてないとリサーチだけで多くの時間を使ってしまいます。
また、ネットにはいろんな情報があふれてますので、正確な情報だけを取り入れていくことも大事です。
稼げるWebライターとなるには、ネットでのリサーチ作業を、正確かつ効率的にしていくことが求められるでしょう。
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SEOの基本
一般的に、Webライターに記事執筆の依頼をしているクライアントは、自身のサイトやブログの記事が検索で上位となることを目標としていることがほとんどです。
そのため、クライアントとしては、SEOの知識があるWebライターを採用したいと思うでしょう。
具体的には、SEOを意識したキーワード選定やタイトル・見出し作成、文章などが大事です。
日頃から検索上位のブログやサイトを見て、どんなタイトルや見出し、文章なのかチェックして、自分がライティングする時に取り入れていけるようにしましょう。
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自己アピール・提案力
Webライターとして案件を取っていくためには、自己アピール・提案力が必要です。
提案文が短すぎたり、テンプレート感が強すぎたりすると印象がよくありません。
特に実績があまりないうちは、応募する際に丁寧な提案文を書くことが大事で、活かせる経験やスキル、意気込み、作業に使える時間などが相手にしっかり伝わるようにしましょう。
Webライターとしてステップアップするために欲しいスキル
本章では、Webライターとしてステップアップするために欲しいスキルについて説明していきます。
専門的な資格・経験
専門的な資格・経験があると他のWebライターと差別化しやすく、案件の募集人数に対して採用予定人数が少なくても、採用されやすくなります。
また、専門的な案件ほど単価が高い傾向にあるため、稼ぎやすくもなるというメリットがあります。
専門的な資格・経験がないなら、何か専門的な学習を始めてみるのもおすすめです。
例えば、金融系の案件を取りたいならFP資格を取得する、IT系の案件ならプログラミングの学習を始めてみる、といったことが考えられます。
私自身はFPの資格がありましたので、実績の少ない時でも1記事1万以上の案件を取ることができました。
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WordPressの基本的な操作
Webライターの案件によっては、作成した記事をWordpressに直接入稿したり、文字装飾したりすることがあります。
それ自体は難しい作業ではないですが、Wordpressの操作経験がないと難しく感じるものですし、未経験だと案件自体を受注できないかもしれません。
WordPressの操作が絡む案件は単価も高い傾向にあるので、基本的な操作方法はぜひ習得しておきましょう。
案件として経験できないなら、自分でブログを開設して、Wordpressを触ってみることもおすすめです。
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Webライターとしてのスキルのアピール方法
本章では、Webライターとしてのスキルのアピール方法について説明していきます。
実績・評価を貯める
クラウドソーシングサイトでWebライターの仕事をする場合、実績・評価を貯めていけば、次の案件を取りやすくなります。
未経験のうちは、単価が安く、クライアントワークもつらく感じるかもしれません。
しかし、実績・評価が貯まれば、高単価の案件を取りやすくなるので、我慢して案件を取っていき、安くとも良い評価をもらえるようがんばりましょう。
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ポートフォリオ作成
クライアントとしてはWebライターとしてのポートフォリオがあれば文章力をチェックできるので、採用するかの判断がしやすいです。
理想は公開実績を許可する案件を取ることですが、なかなかそういう案件は多くありません。
公開実績がないなら自分でブログを開設してその中の記事を見せるなどして、ある程度の文章力があることをアピールしていきましょう。
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自分のブログを開設する
自分のブログを開設すれば、文章力だけでなく、SEOやWordpressの知識などについてもアピールできます。ブログ運営を通して、クライアントがどんなことを考えてWebライターに記事執筆を依頼しているのかもわかるようになるでしょう。
ブログからライティングの依頼が来ることもあるので、案件受注の幅も広がります。クラウドソーシングサイトだけでは限界を感じている人は自分のブログからの案件受注も選択肢に入れたほうがいいです。
また、ブログ自体から収益を得ることもできますから収入も安定していくでしょう。
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まとめ
Webライター自体は特別な資格や経験は必要ないですが、必要となるスキルはいろいろあることがわかりました。
いずれも難しいスキルではなく、案件をこなしていくうちに身に付いていくものです。
「Webライターは難しそう」と思わずに積極的に案件に応募していきましょう。