「Googleアドセンスに何度も申請しているが落ち続けている」
「これからブログを立ち上げたばかりでGoogleアドセンスに申請する予定。合格するのに何が大事なのか知りたい」
上記のような悩み・疑問を抱えていませんか?
自分のブログに広告を貼るにあたって、クリック型の広告としてメジャーなGoogleアドセンスを検討する方は多いと思います。
しかし、Googleアドセンスは審査が年々難しくなっている傾向にあります。
私自身、複数のブログにてGoogleアドセンスを通しましたが、ブログによっては10回以上落ちたこともありました。
本記事では、自分の経験も踏まえて、Googleアドセンスに落ちる理由や、その対策などについて詳しく紹介していきたいと思います。
目次
Googleアドセンスとは?
Googleアドセンスは、Googleが運営している広告で、自分のサイト・ブログにタグを張り付けることにより、広告が配信されるようになる仕組みとなってます。
広告はクリックされるだけでも報酬が発生するため、ブログ初心者の方でも取り組みやすいです。
報酬単価としては配信される広告にもよりますが、平均30円~40円程度であることが多いです。
Googleアドセンスの審査に落ちる可能性がある原因と受かるポイント
Googleアドセンスの審査に落ちた場合、Googleからは落ちた原因は明確には指摘してくれません。
そのため、落ちた原因は推測の域を出ませんが、私自身の経験や他のブロガーさんの口コミなどを踏まえて、落ちる原因として考えられることを紹介していきたいと思います。
全てをクリアする必要はなく、おそらくいろんな要素を総合的に判断して審査の合否が決まると思いますので、どれかが欠けていても受かる可能性は十分あります。
しかし、まだ改善、実践できていない部分があるなら、それが不合格の要因となっている場合もありますので、本章のチェック項目を1つ1つチェックしてみてください。
記事数が少ない
ブログを立ち上げたばかりだと記事数が少なく、コンテンツが足りないため、Googleアドセンスに落ちやすいです。
具体的には5記事よりも少ないと落ちる可能性は高くなります(2~3記事で受かったという口コミも中にはあります)。
一方で、記事数が多ければ間違いないのかというとそうでもなく、私自身の経験だと40記事(1記事2,000文字以上)ほどあったブログでも審査に落ちたことがあります。
ですので、何記事あればいいという明確な基準はなく、記事数さえあれば受かるというものではありません。
ただ、私自身の経験といろんな口コミを見る限り、やはり5記事以上はあったほうがいいです。
記事の文字数が足りない
記事の文字数も何文字かけばいいという明確な基準はないです。
しかし、読者が満足するコンテンツを提供するために、記事のクオリティーをある程度の水準に上げていくには数百文字程度では足りず、1,000文字から2,000文字くらいは欲しいところ。
もちろん、文字数を水増しするために他のサイトからそのままコピーするのは駄目ですし、文字数を増やせばいいというものでもありません。
読者が求めている情報をしっかり書いていく過程で、自然に記事ボリュームが増えていくのが理想でしょう。
カテゴリーがバラバラ
記事数は多くても、それぞれの記事のカテゴリーがバラバラで、カテゴリーごとの記事数が少ないと、Googleからコンテンツが少ないと判断される可能性があります。
カテゴリーはたくさんあるけど、カテゴリーごとの記事数は1とか2、といった状態は避けたいところ。
また、Googleは専門性の強いサイトを評価する傾向もあるので、カテゴリーのジャンルがバラバラ過ぎると評価がされにくくなります。
ある程度ジャンルを特化し、検索上位を狙うキーワードも絞っていけば、Googleからも評価されやすいはずです。
ブログ開設後すぐGoogleアドセンスを申請する予定なら、少なくとも申請を通すまではある程度ジャンルを特化させて、狙うキーワードを設定し、特定のカテゴリーの記事数がまとまった数になるようにしてみましょう。
-
ブログのジャンルが決まらない!初心者向けに選び方とおすすめ案件を紹介!
続きを見る
-
【ブログ】キーワード選定の流れとおすすめツールを解説!
続きを見る
YMYLに関する内容がある
記事の中でYMYLに関する内容があるとGoogleアドセンスの審査に通りにくいです。
YMYLとは、「Your Money or Your Life」の略のことで、お金や健康に関することを意味します。
GoogleはYMYLに関することは情報の正確性を重視するため、専門家や企業・役所などからの情報を評価する傾向にあり、個人ブログでの情報は評価されにくいです。
いわゆるE-A-Tがないと難しい分野になります。
Expertise:専門性
Authoritativeness:権威性
Trustworthiness:信頼性
YMYLに関連する内容は記事にしてはいけないというわけではないですが、Googleアドセンスの申請をするつもりなら控えておいたほうが無難です。
アクセスが少ない
ブログへのアクセス数もGoogleアドセンスに受かる重要な要素です。
先ほど40記事あったブログが審査に落ちたという体験を紹介しましたが、そのブログのジャンルは競合サイトが強く、記事数は多いものの、なかなかアクセスが伸びていなかったという点も落ちた原因の1つではないかなと考えてます。
逆に記事数が少なく、専門性があまりなくても、アクセス数が多いトレンド記事がいくつかあったおかげで審査に合格したというケースもあります。
記事数は多く、ある程度コンテンツのボリュームはあるのに審査に通らないという人は、アクセスが伸びそうな記事を投入する、TwitterなどSNSからブログへアクセスを流入させる、といったことを試してみましょう。
ブログ向けのランキングサイト(にほんブログ村など)やブックマークサービス(はてなブックマークなど)もおすすめです。
-
ブログの集客が難しい!アクセスアップの方法やコツを紹介
続きを見る
-
ブログランキングサイトおすすめ7選!【2022年最新】
続きを見る
Googleのポリシーに違反
Googleアドセンスにはポリシーが明確に定められており、ポリシーに違反した記事を書いてはいけません。
一例として、性的な画像や誹謗中傷が書かれた記事、知的財産の侵害が疑われるコンテンツ、などといったものがあります。
Google公式サイトにて各種ポリシーに関するページがあるので、念のためチェックしておきましょう。
サイトマップを送信していない
サイトマップを送信することで検索エンジンにサイトの構造やページを認識してもらいやすくなります。
その結果、Googleからサイトがより評価されるようになり、検索順位の上昇が期待できます。
いい記事を書いても、それがGoogleに認識されなければ意味がないので、サイトマップの送信はブログを開設したらすぐに行っておきましょう。
記事がインデックスされてない
ブログの記事数がある程度の量となっているのにアドセンスの審査に受からないのは、そもそもインデックス登録されていない可能性があります。
インデックス登録されているかの代表的な確認方法としては以下の2つがあります。
・Google検索にて「site:ブログURL」コマンドを実行
・Google Search Console(サーチコンソール)のカバレッジ or URL審査
もし、記事をアップしていたがあまりインデックスされていないようなら、サーチコンソールの「URL検査ツール」から「インデックス登録をリクエスト」を実行し、インデックスの登録が少しでも多くされるようにしましょう。
独自の画像がまったくない
アドセンスの審査合格に必須ではないですが、記事内に独自の画像があると独自のコンテンツと見なされやすく、審査に通る可能性が上がります。
一般的に、Photoacなどのフリー画像サイトを利用されているブロガーさんは多いかと思いますが、審査の合格可能性を高めるためにも独自の画像を記事内に取り入れてみることをおすすめします。
私の場合は、商品レビュー記事内にその商品を実際に撮った写真などをアップしたりしました。
ブログのアイキャッチ画像も「Canva」を使って文字を入れるなど工夫してます。
-
ブログのアイキャッチ画像に「Canva」で文字入れする方法を解説!
続きを見る
-
ブログで利用できるフリー画像サイトおすすめ6選を紹介!
続きを見る
申請後に記事を更新しておく
こちらも必ずしも必要ではないですが、更新頻度の高いブログは評価されやすいので、申請後も定期的に記事をアップしていくこともおすすめします。
記事をアップし、既存の記事と内部リンクで結んでいけば、クローラーが回りやすくなり、Googleからサイトが認識されやすくなります。
毎日更新までは必要ないですが、新記事のアップは継続的に行うことが大事です。
ただ更新すればいいというわけではなく、内容の薄いコンテンツでは駄目で、質が高く、情報量もしっかりあるコンテンツを継続してアップしていくことを心がけましょう。
場合によっては記事を削る
記事数が多いのにアドセンスに合格しない理由として、質の低いコンテンツ・記事が多いという可能性があります。
私自身の経験として、20記事~30記事書いたのになかなか合格しないということがあり、独自性があって、文字数が多めのクオリティーの高い記事以外は削る、または一旦非公開にし、結果として審査を通したということがありました。
ただ、記事を減らしたことが合格を決めた理由とは言い切れないため、あくまで参考程度としてもらいたいですし、記事を削るのは自己責任でお願いします。
いずれにしても、一部のコンテンツが質が低く、そのことでサイト全体の評価が低くなる可能性は否定できないため、アドセンスの申請をする時は自分にとって自信のある記事だけをアップしておくというのも1つの手です。
アフィリエイトリンクは外す
アフィリエイトリンク自体はあったからといってアドセンスの審査に通らないというわけではありません。
実際、私の経験上でもアフィリエイトリンクがあったブログで何回も審査が通ってます。
ただ、記事内にアフィリエイトリンクが多すぎるといったような場合は、おそらく読者が読みにくくなり、満足度も下がりやすくなるため、間接的にGoogleからの評価も下がってしまうのではないかと思います。
ですので、アドセンス申請時は極力アフィリエイトリンクがないほうが無難ですし、リンクを貼るとしても付け過ぎないようにしましょう。
Googleアドセンスの審査時に最低限準備しておきたいこと
Googleアドセンスの審査時に最低限準備しておきたいのは以下の項目です。
・問い合わせフォーム
・プライバシーポリシー
・運営者情報
特にブログ開設したばかりの方は忘れずに準備しておきましょう。
なお、作成したページはグローバルメニューなど見やすい位置に設置すればベターです。
問い合わせフォーム
問い合わせフォーム自体は、Google公式にて設置するよう言われてるわけではないですが、ほとんどのブロガーが設置してます。
WordPressを利用しているなら「Contact Form 7」というプラグインにて簡単に問い合わせフォームを設置可能です。
プライバシーポリシー
プライバシーポリシーはGoogle公式でも以下の通り設置するように正式にアナウンスされてます。
プライバシー ポリシーには次の情報を記載する必要があります。
Google などの第三者配信事業者が Cookie を使用して、ユーザーがそのウェブサイトや他のウェブサイトに過去にアクセスした際の情報に基づいて広告を配信すること。
Google が広告 Cookie を使用することにより、ユーザーがそのサイトや他のサイトにアクセスした際の情報に基づいて、Google やそのパートナーが適切な広告をユーザーに表示できること。
ユーザーは、広告設定でパーソナライズ広告を無効にできること(または、www.aboutads.info にアクセスすれば、パーソナライズ広告に使われる第三者配信事業者の Cookie を無効にできること)。
なお、利用するWordpressのテーマによってはデフォルトでプライバシーポリシーが設置されていることも多いです。
運営者情報
運営者情報自体は必須ではないですが、サイトの信頼性を高める上でも設置が推奨されてます。
運営者の名前(ハンドルネームでOK)や経歴、その他ブログに関する案内(何について情報発信していくか)など簡単でいいので書いておきましょう。
対策したがGoogleアドセンスに受からない場合
本章では、Googleアドセンス対策を一通り実施したが受からない場合にどうするか検討していきます。
間を空けて再申請
単純に間を空けて再申請をしてみることもおすすめです。
実際筆者もGoogleアドセンスがなかなか受からないブログがあり、その後全く更新せず放置した後に、Googleアドセンスを再申請したらあっさり受かったこともありました。
そういうこともあるので、落ちる原因がわからないからといってあまり神経質になりすぎず、できるだけ記事質を意識してブログを更新しつつ、一定間隔で再申請していくというスタンスでもいいと思います。
まとめ
今回は私自身Googleアドセンスに何回も落ちた経験を踏まえて、審査に受かるポイントを紹介させていただきました。
正直ここまでやれば必ず受かるというものはありませんので、問い合わせフォーム
やプライバシーポリシーなど最低限必要なものを設置した上で、本記事で挙げたようなことを意識して記事を書いてみてください。
私も10回以上申請してやっと受かったということがありますので、数回落ちたからといってあきらめる必要はありません。
質の高いコンテンツを作ることを心掛ければきっと大丈夫なので、合格するまでぜひ頑張りましょう。
※ブログの始め方やそもそもブログを始めるか迷っている人は以下の記事も合わせてご覧ください。
-
ブログの始め方を0から徹底解説!【完全初心者向け】
続きを見る